如意メッセージの続編

1月3日、香港に戻る前に三十三間堂に行って観音様にお参りすることにしました。ところが入り口に着いた時、コウが突然、向かいにある京都国立博物館に行きたいと言い出しました。私は良い予感がしたので、お参りする代わりに彼に付き合うことにしました。美術館は広々としていて、庭にロダンのブロンズ像、「考える人」にすぐ気づきました。私はそこに直行し、噴水の近くに腰を下ろしてその姿勢を真似ました。(普段は写真を撮影されるのもはばかれて、ポーズをとるなんてとんでもない私ですが……)。コウは「ロダンみたいに拳を握った方がいい」と言ったのですが、その時の私はただ自然体でした。

メインホールに入ると、10メートル以上もの木彫りの観音像が目に飛び込んできました。「さっきの私の姿勢と同じだ!」と衝撃でした。よく見ると、それは願いを叶えてくれる如意輪観音でした。あまりのシンクロニシティに頭が真っ白になった私は、インターネットで検索してみました。すると、如意輪観音は生き物を救う六観音の一つで、最高位である天の道を司るとあります。通常、彼女には6本の手があり、右手の1本目は頬に当てて思索にふけり、右手の2本目は胸の前に当ててあらゆる願いを叶える如意宝珠を持ち、左手のもう1本は邪魔な感情を打ち砕く法輪を持っているそうです。「これはみんなに見せなければ」と思い、この像の写真を入手するためにギフトショップへ行きました。(写真撮影は禁止されていました。)しかしこの像の画像はどんな媒体にも見つからず、インターネットで検索しても載っていないのです。そして、その日が展示の初日で、この像を見ることができるのはその日だけだということもわかりました。

美術館を出るとき空を見上げると、雲の中に蓮の形をした三重の炎(Threefold Flame)が見えました。(写真を撮ったのですが、その時には蓮は消えていました。)この奇跡のようなメッセージを写真なしでどうやって伝えればいいのだろうと迷いながらも、とても幸せな気持ちになりました。

翌日、大阪から来たある夫妻とランチを共にしたのですが、お一人はカメラマンでした。そのとき、この出会いを話したら、とても喜んでくれました。そして2時間後、この2枚の写真が届いたのです。あとはご想像にお任せします。

De-Lightノート

三重の炎(Threefold Flame) は、私たちの中にある神聖な輝きを表しています。それは愛(ピンク)、叡智(ゴールド)、パワー(ブルー)という形で私たちのハートに宿っています。

自発的で遊び心があること、これが私たちの真の姿です。私たちはしばしば、他人からどう評価されるかを気にし、他人が望むように振る舞ってしまうことがあります。本当の自分を覆い隠し、苦しみの中で生きているのです。

  • De-Lightで生きるには、何か遊び心のある楽しいことを自然に行いましょう。今を十分に楽しむのです。
  • 願いを叶えるために、どうしたら人の役に立てるかを考えましょう。
  • あなたの人生に存在する神性とその祝福に敬意を払い、それをあなた自身が魂を込めて表現し、他の人と分かち合いましょう。 (マーギー)